基本点検
パワコン
- 運転履歴、異臭・異音、ファン作動音の点検
-
点検項目
パワコン
- 破損・腐食(錆)・変色
- 「結露」・「水の侵入」の確認
- 異音・異臭・過熱
- 配線の損傷・緩み・断線
- 端子台、固定ネジの緩み
- ファン作動音の確認
- ブレーカー作動テスト
- 外箱、異常温度の確認
- 運転履歴(エラー履歴)の確認
- 積算発電量の確認
- フィルターの清掃
集電箱(接続箱)
- 破損・腐食(錆)・変色
- 配線の損傷・緩み・断線
- ブレーカー作動テスト
モジュール
- 汚れ、破損、固定、断線、腐食、変色の点検
-
点検項目
モジュール
- ガラス表面の汚れ・破損・障害物(落ち葉等)
- フレームの破損・変形
- 配線の損傷・緩み・断線
- ジャンクションボックスの変形・ケーブル
- バックシートの熱等による変色(※2)
- 紛失(盗難)
配線類
- ガラス表面の汚れ・損傷・障害物(落ち葉等)
- フレームの損傷・変形
- ※1 屋根勾配設置の場合、パネル表面及び外周からの目視点検となります。
- ※2 屋根勾配設置の場合、パネル裏側の目視点検は行いません。
架台
- ナット取付状況、腐食の確認
-
点検項目
架台
- 固定ボルト・ナット(ネジ)の緩み・脱落
- 破損・腐食(錆)
- ※1 屋根勾配設置の場合、パネル表面及び外周からの目視点検となります。
計測
-
- I-V 特性診断
- IVカーブでモジュールの異常を発見
-
- ホットスポット診断
-
サーモグラフでホットスポットを早期発見。
- ※ ホットスポットとは、太陽電池の経年劣化の不良症状の一つです。太陽電池の発電しない部分が発熱して大きな抵抗となっています。外観上ではわからないことも多く、発電量が低下していても気がつきにくく、大きな発電ロスにつながる可能性があります。
-
- 断線チェック
- モジュールドクターで断線箇所を特定し、不良モジュールを発見!
パネル洗浄
発電効率低下防止に、 太陽光パネル洗浄をお勧めします
太陽光パネルは、酸性雨や火山灰、黄砂、花粉、鳥の糞などによる汚れによって発電効率が低下します。
発電効率の低下によって売電収入だけでなく。太陽光パネルの寿命まで影響を及ぼします。
1MWパネル4,000枚の場合、売電収入は約4,000万円/年です。
太陽光パネルの汚れによる発電効率の低下は5~20%と言われており、この5%だと仮定すると200万円という大きな損失となります。
設置されている環境により汚れの具合に差はありますが、太陽光を十分に受けることができるよう、最低でも1年に1回以上の洗浄をお勧めいたします。
当社ではパネルメーカー様が不安に思うコーティング処理は行っておりません。 当社の洗浄液は、静電防止効果があり、砂埃などを付着しにくくします。 また、電源や水源がない設備でも洗浄が可能なので、屋根上や野立て設置の太陽光パネルの洗浄もおまかせください。